カテゴリ:美術館


22日 11月 2020
白井晟一の公共建築は珍しい。渋谷区立美術館という公共の建築に個性的な建築家白井晟一が起用された極めて珍しい建築だ。そこには大変興味深い物語が埋め込まれていた。
25日 5月 2019
熊本城二の丸公園で、熊本城と対峙するように公園の西端に静かに佇む美術館は、手慣れた打ち込みタイルで覆われ、大きなホールを持った、前川國男晩年の傑作である。
02日 1月 2018
円形のガラスの建築に大小の立方体の展示室が挿入された単純明快な構成だが、じつに楽しい空間が次々に展開し、十分に楽しませてくれる。美術館の空間を楽しみにくる観客も多い。現代建築の最高傑作と言ってまちがいない。
碌山美術館
美術館 · 04日 9月 2016
安曇野に静かに佇む「碌山美術館」この地に生まれ31歳で亡くなった荻原碌山の彫刻作品を展示する小さな美術館。なんど訪れても心が熱くなる信州の宝石である。
丸亀市猪熊弦一郎現代美術館
09日 7月 2016
猪熊弦一郎が故郷に作品を寄贈してできた美術館。丸亀駅前に大きな舞台を開いている。谷口吉生の設計により、図書館と一体になった建築。
23日 4月 2016
岡山駅からほど近い岡山城の一角、長屋門が林原美術館の入口であった。
神奈川県立近代美術館
16日 1月 2016
神奈川県立近代美術館鎌倉館(カマキン)が閉館する。 坂倉準三が設計した近代建築の傑作である。 大げさではない。親しみ深い。しかし、非常に印象的なファサードだ。
13日 12月 2014
博物館の南側、三十三間堂の向かいに新しい入口南門が作られた。 ここから、新しい平成知新館へ向かってまっすぐに南北軸が設定された。 南門は、水平、垂直の要素(基壇、壁、屋根)が分離しながら組み合わされて、非常に幾何学的な、まるで、デ・ステイルのような造形作品になっている。
09日 11月 2013
秋の1日、那賀川馬頭広重美術館を見に行って来た。 それは、紅葉の始まった山を背景に静かに横たわっていた。
07日 11月 2012
近代建築は鉄筋コンクリートの発明によってスタートを切った。それを加速したのが、鉄とガラス。壁と柱を消去して、ガラスの透明性を極限まで追求した作品がこれだ。...

案内する人

 

宮武先生

(江武大学建築学科の教授、建築史専攻)

 「私が近代建築の筋道を解説します。」

 

東郷さん

(建築家、宮武先生と同級生。)

「私が建築家たちの本音を教えましょう。」

 

恵美ちゃん

(江武大学の文学部の学生。)

「私が日頃抱いている疑問を建築の専門家にぶつけて近代建築の真相に迫ります。」

 

■写真使用可。ただし出典「近代建築の楽しみ」明記のこと。