都市中心部を活性化した「アオーレ長岡」

アオーレ長岡 設計:隈研吾 2012年

JR長岡駅から5分、駅前の中心に出現した巨大な広場。

「アオーレ長岡」のマエニワと称するアプローチだ。

市役所の各部署を分散配置した建物の上を大きなガラス屋根が掩う。

うーん。なかなか大胆な構成だ。

新幹線は来たけれど、閑古鳥が鳴く、空洞化した市街地中心街をどうすれば活性化できるのか。

郊外に分散配置されていた市役所機能を中心部に集める。この複合施設に大きな期待がかかっていた。

市役所の機能をビルに入れてしまうかわりに、分散配置し、中心部に市民が自由に集まる広場を置いた。

広場の廻りに市役所執務室はもちろん、市長室、市議会議場まで配置、どこからでも見えるオープンな市役所が実現した。

ナカドマと称する中央広場。駅前一等地にこの広場、すごい!

いろんなイベントが行なわれるようだ。

雪国長岡の冬の祭風景を見てみたい。

2階、3階レベルにもテラスがふんだんに用意されている。

エレベーターのガラスのケースも。

ガラスの大屋根の光を調節する日除け。

雪国長岡の大屋根、冬はどうなるのかなあ。

全体の構想、みごと。

閑古鳥が鳴いていた駅前の街は、見事に活性化に成功したとも言われている。惜しみなく拍手をおくりたい!!

ほんとうは、もっと市役所の各部署を市の中心市街地に分散配置して、市街地の活性化をはかるというかなり大胆なコンセプトだったようだ。(山崎亮「新建築」8月号月評)そこまでは、できなかったが、広場をはさんで、分散配置しただけでも上出来というものだ。

ただし、実見してどうしても気になるのは、この木の付着物だ。到る所に角度を変えて貼付けてある。しかし、ほとんど意味のないものが多いような気がしたなあ。視覚的にうるさいし、メンテ上、問題が多いのでは?

おまけの写真:入口脇のベンチ
おまけの写真:入口脇のベンチ

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コメント: 2
  • #1

    やました ふみお (金曜日, 28 9月 2012 11:39)

    なかなか面白いね。

  • #2

    hidefusa suzuki (土曜日, 19 1月 2013 11:32)

    とてもわかりやすい解説で、雰囲気が伝わってきます。
    是非、行ってみたいです。

案内する人

 

宮武先生

(江武大学建築学科の教授、建築史専攻)

 「私が近代建築の筋道を解説します。」

 

東郷さん

(建築家、宮武先生と同級生。)

「私が建築家たちの本音を教えましょう。」

 

恵美ちゃん

(江武大学の文学部の学生。)

「私が日頃抱いている疑問を建築の専門家にぶつけて近代建築の真相に迫ります。」

 

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