2012年

6月

21日

武蔵野プレイス…図書館未来型?

不思議な外観だ
不思議な外観だ

おお、なんだこれは。不思議なものが出来てるじゃないの。

窓が全部カイコのマユの形だし、建物のコーナーも丸い。断然、異彩を放っているね。

いったいなんだろう、ただただ不思議というのが最初の印象だ。

横も後ろも全部同じマユ形の窓だ。ますます謎は深まるばかり。

緑に囲まれて、白い壁体がなんだか輝いている。

敷地の周辺に余裕がある。建物の前が広場になっている。すごく恵まれた環境だ。

しかも、それがJR中央線の武蔵境駅の前というから驚きだ。

かくなる上は、内部を探検せねばなるまい。

おお、人がどんどん入っていくぞ。しかも、女、子どもが多いではないか。丸みの多い形が女性や子どもに親近感を与えるのだろうか。たしかにビジネススーツのおじさんより女・子どものほうが似合うぞ。

入口の上部には「武蔵野市立 ひと・まち・情報 創造館 武蔵野プレイス」と書いてある。

なんだかよくわからないネーミングだ。

おお!!内部も角がなく、まるでマユにつつまれたようだ。しかも1階の中央はコーヒーショップになっている。

なんだ、このゆるい感じは。

コーヒーショップの裏側は本の検索コーナーになっておる。

どうやら、ここは図書館らしい。図書館にしては、型破りの発想だ。

角がない。白い。なんだか宇宙船の中にいるような不思議な浮遊感がある。こんな建築見たことない。

二階はたしかに図書館だ。楽しそうだ。

柱も梁もない。到る所丸く丸く滑らかな曲線だ。

白く、明るい。照明まで丸い。

横や奥に張り出した閲覧室なども全部同じ調子だ。こんな部屋がどこまでも続いている。

確かに図書館だ。

しかし、こんなへやの横にいろんな市民活動をうながす会議室やワークスペースが混在している。地下1階はメインライブラリー、地下2階は子ども専用の部屋になっている。そこは子どもであふれている。最上階は会議室になっている。

図書館を中心に、生涯学習、市民活動、青少年活動などいろんな市民活動を受入れる総合的な施設になっているらしい。いい雰囲気だ。これからの図書館の姿を示しているような気がしてきた。

設計:川原田康子+比嘉武彦/kw+hgアーキテクツ

案内する人

 

宮武先生

(江武大学建築学科の教授、建築史専攻)

 「私が近代建築の筋道を解説します。」

 

東郷さん

(建築家、宮武先生と同級生。)

「私が建築家たちの本音を教えましょう。」

 

恵美ちゃん

(江武大学の文学部の学生。)

「私が日頃抱いている疑問を建築の専門家にぶつけて近代建築の真相に迫ります。」

 

■写真使用可。ただし出典「近代建築の楽しみ」明記のこと。